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第4回 準耐火構造とは?

「準耐火構造」という言葉を耳にしたことはありますか?
住宅を建てる際や建築基準法の説明などで見かけることがありますが、どのような構造なのか詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな準耐火構造について説明していきます。

 

準耐火構図ってなに?

準耐火構造とは、火災が発生した際に一定時間、火が燃え広がりにくく、建物が倒壊しにくい性能を持つ建築構造のことです。

建築基準法で定められた基準に従って、壁、柱、床、はり、階段、軒裏、屋根などを施工することで、避難する時間を確保し、周囲への延焼を抑えることができます。

近年では木造住宅でも多く採用されており、特に防火地域や準防火地域では重要な構造となっています。

燃えない建物ではありません

準耐火構造は、「燃えない建物」ではなく、「燃え広がる速度を遅らせる建物」です。

火災時に建物がすぐに倒壊しないようにすることで、避難時間を確保し、人命や周囲の建物を守ることが目的です。

実は施工方法も重要です

とても大切なポイントです。
準耐火構造は、使用する材料だけではなく、施工方法まで含んでいます。
例えば、
• 石こうボードの厚さ
• ビスを留める間隔
• 壁や天井の納まり
• 防火設備の種類
• 配管や配線まわりの防火処理
などが決められています。
定められた仕様どおりに施工されて、本来の性能を発揮します。

建物検査が重要な理由

そのとおりです。
準耐火構造に関わる部分は、壁や天井を仕上げてしまうと見えなくなります。
そのため、施工途中で図面どおり・仕様どおりに施工されているかを確認することが重要になります。
完成後には確認できない部分だからこそ、施工中の検査が住宅の安全性につながります。

まとめ

準耐火構造は、火災時の安全性を高めるための重要な建築技術です。
しかし、その性能は適切な材料を使っているだけでは得られません。
設計どおりに施工され、初めて本来の性能が発揮されます。
住宅は完成すると見えなくなる部分がたくさんあります。
だからこそ、施工途中の一つひとつを確認し、安心して暮らせる住宅を未来に残していくことが大切ではないでしょうか。

外部リンク

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